2015
05.15

あの日の声を探して

Category: 映画
 5月12日(火)TOHOシネマズシャンテにて映画「あの日の声を探して」をシネマイレージデー鑑賞。
    IMG_20150512_124019.jpg
 気にはなっていたんですが、時間が合わず、休みを取って朝一鑑賞。

 お客さんは30人は居たようです。


 あらすじ:1999年のチェチェン。ロシアの侵攻によって両親を殺害された9歳の少年ハジ(アブドゥル・カリム・マムツィエフ)は声を失ってしまう。たった一人でさまよっていたところを、EU職員のキャロル(ベレニス・ベジョ)に保護されたハジ。そんなハジには生き別れた姉と弟がいて……。


 チェチェンへのロシア侵攻については正直よく知りません。

 半世紀以上生きていると社会的な事柄について無知ではいけない気になって、若い頃には多分観なかっただろう本作品を観ようと思いました。

 キツイ内容ですね。

 ロシアの大学生風?の青年コーリャ(19歳)は、街角で煙草(大麻?)を吸っていた疑いで警察に捕まり、強制的に入隊させられ、異常な環境の中で身も心も変わり、最終的に人を殺すことを厭わなくなる兵士になってしまう。

 観ていて終始気分が悪かった。

 多分、ロシア兵士に限らず、戦争に駆り出される兵隊たちの多くは、このようになってしまうんだろうな、と思わされる。

 映画の中でも、宿舎で自殺した兵士を、戦地で死んだことにして葬るシーンがありますが、自分はきっと耐えきれず自殺するタイプでしょう。

 これと正反対に、ロシア兵に両親を殺され、一人彷徨う少年ハジ。

 この子供を見ていると、ドキュメンタリーかと思うくらい演技している様には見えなかった。

 この映画は、ロシア兵側からも侵攻を受けるチェチェン側からも描かれ、観ている観客は、加害者OR被害者どちら側にもなりえる事を淡々と訴えられているように感じられた。

 そしてラスト、”戦争は終わることなく繰り返される”のかと思わされる終わり方だ。


 観て良かったと思える映画でした。


     満足度:★★★★
スポンサーサイト

トラックバックURL
http://sk38.blog49.fc2.com/tb.php/912-5c2c5868
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top