2012
10.24

その夜の侍

Category: 映画
 10月17日(水)シネマート六本木にて試写会「その夜の侍」を鑑賞。

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 上映開始5分前に会場入りすると席が埋まっていて、入り口付近に補助椅子が4つ並んでいたのでその一つに座り、缶コーヒーを飲みながら上映を待った。


 あらすじ: 小さな鉄工所を経営する中年男の中村(堺雅人)は、5年前に木島(山田孝之)が起こしたひき逃げ事件で最愛の妻を失ってしまい、抜け殻のようになりながらも復讐(ふくしゅう)することだけを考えて日々を生きていた。やがて、刑期を終えて出所した木島のもとに、復讐(ふくしゅう)を遂げる日までのカウントダウンを告げる差出人不明の脅迫状が届くようになる。そして妻の命日の夜が訪れ、ついに中村と木島は対面を果たすが……。


 観終わって、正直どの様に感想を書いていいのか分かりませんでした。

 面白いとか詰まらないとかそんな単純に割り切れないんですよ。

 観ていてそんなに気分のいいお話(木島が出ているシーンが特に)ではないんですが、自分は中村と同じ様な人間なんだろうなと思いながら観ていた。

 そして、中村を取り巻く人達についても、ある程度理解できるんです。

 でも、木島とその周りの人達に関しては、理解出来なかったんです。

 何故過去形かというと、鑑賞後、監督のお話を聞いて、数日経った今、少しずつ分かり始めたんです。

 こんなことって、珍しいですよ。

 2回、3回と観て感じ方が変わる事はありますけど、これって、説明できません・・

 それは、木島の行動は孤独の裏返しなんだろうな、と。

 彼の回りにいる人達もそんな孤独な部分を感じてとって集まってきたんだろうな、と。

 だから木島を付け回すうちに、中村の感情も変化していったんだろうと。


 中村と同じ種類の人間だと思った自分が、予想した結果と違う結末にホッとする自分が居た。

 そして、未だに、「星影の小径」が頭の中を漂うように流れている・・


 この作品の元になった舞台を観てみたかったなぁと思う。

 赤堀監督初映画作品は、結果、良い出来だったと思われます。


     満足度:★★★★
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