4月8日(金)池袋新文芸坐にて映画「ちょんまげぷりん」と「さんかく」を鑑賞。
この日から「気になる日本映画達2010」(毎年恒例企画)が始まり、日替わりで2本づつ上映され、昨年観逃した「ちょんまげぷりん」「さんかく」の2本がこの日限りの上映なのでバイト明けにも関わらず駆けつけた。
まずは「ちょんまげぷりん」。
あらすじ: 江戸時代からやって来たちょんまげ頭の侍、木島安兵衛(錦戸亮)をひょんなことから居候させることになった、ひろ子(ともさかりえ)と友也(鈴木福)の母子。友也のために偶然作ったプリンから、お菓子作りの才能を開花させた安兵衛。彼は人気パティシエとなり、ひろ子や友也とのきずなも深まっていくが……。
侍に教えられる事から始まり、現代に慣れてきた侍が最後に教えられて帰っていくあたりに、現代のライフスタイルにもの申す的な内容かなと受け止めた。
そして、ケーキコンテストでの「シザーハンズ」的な剣さばきが一番遣りたかったから侍を主人公にしたのかなとも思った(特に印象に残ったもので)。
設定にしろ、色んなシーンでの突っ込み所が多くあるにしろ、あまり気にせずに観れば、ほのぼのと気楽に楽しめ、少しホロッと感じられる佳作になっています。
中村監督だから上手くできた作品なんでしょうね。
何はともあれ題名に、"天晴れ"!!
満足度:★★★★
次に「さんかく」。
あらすじ: 同棲(どうせい)生活を送る倦怠(けんたい)期カップルの百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)の家に、夏休みを利用して佳代の中学生の妹・桃(小野恵令奈)が住み着いてしまう。自由奔放な桃は風呂上がりに下着を着けずにウロウロするなど、気まぐれな態度で百瀬を翻弄(ほんろう)し、一方、彼の心の動揺を感じ取った佳代は、百瀬の気を引こうと策を練るが……。
もっと気楽に笑いながら観られるのかと思っていたら、後半はホラーチックな展開になってビックリ。
ある意味リアルな展開なのかな、とも感じ取れる・・
男から見て、百瀬30才の行動は理解できる(性格的な所を除いて)から、あのタイミングであんな妹が部屋に居座られたら毎日寝られません(これってもう反則でしょう)。
彼女の妹なんだし、しかも15才だから、考えなくても有り得ないんだけど、でも段々と気が変になってしまうんだろうなと。
妹が先輩に、姉が百瀬に、百瀬が妹に、それぞれ自分では意識もしないでストーカーを行っていくが、こうなると付きまとわれる側は”ウザイ”って気持ちしか湧いてこないから、もう結末は見えている!?
・・はずなんだけど、映画が終わった後の展開はどうなるのか??気になってしまう。
個人的に佳代の気持ちが一番よく分かった、というか自分に近かった気がしたので、自分も間違いなくストーカーと化してしまうだろう(可愛そうな人だよホント・・)。
百瀬の後輩が、ある意味キーマンになっていた種明かしには、笑えました。
あと、中坊に背負い投げされるシーンは余りにも惨めだったなぁ。
残念だったのは、小野ちゃんの鼻にかかった声が個人的に好きになれなかったところ。
男のバカさ加減と、女の狡さや怖さを改めて教えてくれるそんな映画だった。
満足度:★★★★
「気になる日本映画達2010」の中で、4月20日(火)上映予定の「半分の月がのぼる空」「おにいちゃんのハナビ」は個人的にお勧めなので皆さんに観て欲しいです!
この日から「気になる日本映画達2010」(毎年恒例企画)が始まり、日替わりで2本づつ上映され、昨年観逃した「ちょんまげぷりん」「さんかく」の2本がこの日限りの上映なのでバイト明けにも関わらず駆けつけた。
まずは「ちょんまげぷりん」。
あらすじ: 江戸時代からやって来たちょんまげ頭の侍、木島安兵衛(錦戸亮)をひょんなことから居候させることになった、ひろ子(ともさかりえ)と友也(鈴木福)の母子。友也のために偶然作ったプリンから、お菓子作りの才能を開花させた安兵衛。彼は人気パティシエとなり、ひろ子や友也とのきずなも深まっていくが……。
侍に教えられる事から始まり、現代に慣れてきた侍が最後に教えられて帰っていくあたりに、現代のライフスタイルにもの申す的な内容かなと受け止めた。
そして、ケーキコンテストでの「シザーハンズ」的な剣さばきが一番遣りたかったから侍を主人公にしたのかなとも思った(特に印象に残ったもので)。
設定にしろ、色んなシーンでの突っ込み所が多くあるにしろ、あまり気にせずに観れば、ほのぼのと気楽に楽しめ、少しホロッと感じられる佳作になっています。
中村監督だから上手くできた作品なんでしょうね。
何はともあれ題名に、"天晴れ"!!
満足度:★★★★
次に「さんかく」。
あらすじ: 同棲(どうせい)生活を送る倦怠(けんたい)期カップルの百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)の家に、夏休みを利用して佳代の中学生の妹・桃(小野恵令奈)が住み着いてしまう。自由奔放な桃は風呂上がりに下着を着けずにウロウロするなど、気まぐれな態度で百瀬を翻弄(ほんろう)し、一方、彼の心の動揺を感じ取った佳代は、百瀬の気を引こうと策を練るが……。
もっと気楽に笑いながら観られるのかと思っていたら、後半はホラーチックな展開になってビックリ。
ある意味リアルな展開なのかな、とも感じ取れる・・
男から見て、百瀬30才の行動は理解できる(性格的な所を除いて)から、あのタイミングであんな妹が部屋に居座られたら毎日寝られません(これってもう反則でしょう)。
彼女の妹なんだし、しかも15才だから、考えなくても有り得ないんだけど、でも段々と気が変になってしまうんだろうなと。
妹が先輩に、姉が百瀬に、百瀬が妹に、それぞれ自分では意識もしないでストーカーを行っていくが、こうなると付きまとわれる側は”ウザイ”って気持ちしか湧いてこないから、もう結末は見えている!?
・・はずなんだけど、映画が終わった後の展開はどうなるのか??気になってしまう。
個人的に佳代の気持ちが一番よく分かった、というか自分に近かった気がしたので、自分も間違いなくストーカーと化してしまうだろう(可愛そうな人だよホント・・)。
百瀬の後輩が、ある意味キーマンになっていた種明かしには、笑えました。
あと、中坊に背負い投げされるシーンは余りにも惨めだったなぁ。
残念だったのは、小野ちゃんの鼻にかかった声が個人的に好きになれなかったところ。
男のバカさ加減と、女の狡さや怖さを改めて教えてくれるそんな映画だった。
満足度:★★★★
「気になる日本映画達2010」の中で、4月20日(火)上映予定の「半分の月がのぼる空」「おにいちゃんのハナビ」は個人的にお勧めなので皆さんに観て欲しいです!
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