2009
01.09

魔王

Category:
 「魔王」(伊坂幸太郎/著)。


 会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気が付いた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。5年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語(裏表紙より)


 ”魔王”とは結局誰(何?)だったんだろうか、自分には分からないままだったが、今まで読んだ伊坂作品の中では、個人的にこれが一番好きかも。

 ”ファシズム”や”猛禽類”や”法律”について、ちょっと調べたり考えたりしてしまった。

 何度も出てくる”考えろ考えろマクガイバー”も気に入ったし。

 安藤の能力について面白いとも思ったが、取り敢えず自分には必要無いよなぁ。

 逆に潤也の能力はとても羨ましいぞ。

 自分としては、今まで競馬でどれだけ外してるか分からないから、この能力でせめて使った分は取り戻したいもんだ。

 でも、何処かで能力を使った分のしわ寄せが来るんだろうなぁと心配にもなる。

 政治に関しては、妙な現実感を伴っていた気がして怖いんだけど・・

 ”犬養”のような政治家が出てきたら、本当に気を付けないとヤバイ事になりそうで。

 何の能力も無い自分に何が出来る訳でも無いけど、クラレッタのスカートを直す勇気ぐらいは持ち合わせておきたいものです。

 
 この物語に連なる作品として「モダンタイムス」があるらしいので、何時か読んでみたいものです。
スポンサーサイト

トラックバックURL
http://sk38.blog49.fc2.com/tb.php/427-3517336c
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top