2008
12.28

その日のまえに

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 「その日のまえに」(重松清/著)。

 
 男女が出会って、夫婦になって、家族をつくって、それは幸せな一生なのだろうか。消え行く命の前でなすすべもなく、静かに妻を見送る父と二人の息子。愛するひとを亡くしたあとも、ささやかな暮らしはつづいていく。愛するひとを忘れることは罪なのか。忘れられないことが、哀しい罰なのだろうか……。
生と死に向き合った家族の姿は、感動の重松ワールド! 生と死と幸福の意味を問う連作短篇集です。



 前にも書きましたが、映画を観てから読みました。

 どちらが良いかと言われれば、勿論原作になってしまいます。

 本筋(短編の「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」がメインストーリー)はほぼそのままなのに大林映画になると、違う印象になってしまう。

 でも、映画の方も良く構成したと思わされました。

 原作にはほんの少ししか出てこない宮沢賢治の事を、映画では大きく広げてメルヘンチックに描いています。

 この辺が原作を読んでから映画を観た人には納得してもらえない所だと思われます。

 また、原作の主人公にナンちゃんをダブらせたけど、シックリこなかったところも原因かも。

 原作で一番”グッと”きたところは、主人公が洗面台のところで未使用の赤い歯ブラシを握りしめるところでした。

 取り敢えず、人前で読むときは注意しましょう、やっぱり泣いてしまうでしょうから・・

 
 次は「青い鳥」を読んでみたいんだけど、まだ文庫化されていないようなので、取り敢えず映画から観てみようと思う。

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