2008
11.20

彼女について知ることのすべて

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 「彼女について知ることのすべて」(佐藤正午/著)。

 
  その夜わたしは人を殺しに車を走らせていた。
 突然、停電のため暗闇が街を襲う。
 そして二時間後、事件はすでにわたし抜きで起こってしまっていた。
 ―わたしは小学校の教員。
 愛した女には危険な愛人がいた。
 ふたりで殺害計画を企てるが…。
 男は約束を守れなかった。
 女は実行した。
 思いがけない結末。
 ふたりを待つ現実。
 切ない「思い」が胸を打つ傑作長編。



 真っ白な雪に足跡が付いている文庫本の表紙と題名に魅せられて購入したような物です。

 佐藤正午さんの作品では今のところ『Y』が一番好きです。

 映画だと『永遠の1/2』が好きですが。

 で、今回の作品ですが、正直読むのに時間が掛かりました。

 読みにくいって言えばいいのかな、現在と8年前がしょっちゅう行ったり来たりして、しかも表現がクドイ気がした。

 主人公の男ですが、8年前は小学校の同僚の教員と結婚しようとしていたが、他の女性にのめり込んでつきまとわれてる男を二人で殺害しようとするが自分は何も出来ず、結局結婚も出来ず、現在は児童の母親と関係してるような、かなりダメだめな人なんです。

 自分も結構なダメ男ですが、感情移入はできなかったなぁ・・

 でも忘れられない女っていうのは分かるなぁ。

 退屈な部分もあるけど、ところどころ素敵な表現もあって(雪のシーンが幾つかあるけど、そこが良いんですよ)、やっぱりまた佐藤さんの他の作品も読んでみたいと思ってしまう。

 出来ればもう少し読みやすいと良いんですけどね。
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