2008
07.19

さまよう刃

Category:
 「さまよう刃」(東野圭吾/著)。


 長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える―。

 
 たまたま行きつけの古本屋で見つけて購入したけど、割と最近文庫化された作品で少し驚いた。

 数週間前の文庫本売り上げランキングで3位になっていたのを見て、なおビックリ。

 相変わらず人気の東野さんですが、これもまた考えさせられる内容でした。

 復讐殺人が当然許されない行為だと言うことはみんな分かっている事です。

 でも、未成年の少年グループのやってきたことを目の当たりにすると、どうしても主人公・長峰重樹に思いを遂げさせたいと応援してしまう自分が居るんです。

 特に”スガノカイジ”は生きている限り、悪いことしかしないだろうから、何とかして欲しいと思ってしまう。

 自分が一番感情移入出来たのは、ペンション『クレセント』の和佳子でした。

 ラストについては、残念な気はしますが、これで良かったんだと思います。

 重いテーマなので、ちょっとなぁって思う人もいるかもしれないけど、お勧め出来る本です。

 東野ファンなら迷わず読むんでしょうけどね・・

スポンサーサイト

トラックバックURL
http://sk38.blog49.fc2.com/tb.php/333-b936204c
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top