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2018
03.12

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス

Category: 映画
 3月10日(土)新宿ピカデリーにて映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」をポイント鑑賞。
    IMG_20180310_083626.jpg
 先週混んでいて諦めた本作ですが、今日はそこまで混んでいなかったので、バイト明け後朝一8時40分上映回に入場、お客さんは40~50人位でした。

 今年、「パディントン2」「シェイプ・オブ・ウォーター」に次いでサリー・ホーキンスさん出演作3本目の鑑賞です。


 あらすじ:カナダ東部の田舎町で叔母と暮らし、絵を描くことが生きがいのモード(サリー・ホーキンス)は、魚の行商をしているエベレット(イーサン・ホーク)の家で住み込みの家政婦として働き始める。幼少期にリウマチを患い身内に冷たくされてきたモードと、養護施設で育ったエベレットは互いを認め合い、やがて夫婦になる。ある日、モードの絵の才能を見いだす女性が現われ……。


 モード・ルイスさんの事は正直全く知らなくて、予告編を観た時に実話と知り、観たいと思いました。

 まさかの第90回アカデミー賞作品賞に輝いてしまった(自分は監督賞だけと思っていたので)「シェイプ・オブ・ウォーター」よりも、こちらの方が内容的にも演技的にも良作でしょう。

 モードの幼少期は語られませんが、かなり可愛そうな境遇だったようで、絵を描くことで、日々の苦しみから逃れようとしていたようです。

 そんな彼女が、叔母さんの家から出たいと思っていた時に、エベレットが家政婦を探していることを知り、住み込みで雇ってもらう。

 何をどうしていいか分からないモードにイライラしたエベレットは始めのうちは冷たくあたって、働けないなら出ていけと突き放したり、仕事仲間の前で言うことを聞かないモードを殴ったりしていた。

 そんな折、モードは悲しみを紛らわすように泣きながら壁に絵を描き始める。

 おいおい、そんなことしたら余計酷い目に遭うんじゃないの?と思いながら観ていたら、

 エベレットは”俺の居る場所には描くなよ”と、反対側の壁を指さして言うだけだった。

 何だよ、嫌がってないじゃん、って安心する自分が居た。

 この辺りから、二人は世間から見放されて生活していたので、上手く感情表現できないけど、お互いを分かり始めたのかな、と。

 そうやって、本当に少しずつ少しずつ、色の無い生活にそれこそ絵の具が塗られていくように、二人の生活が色づいていく感じでした。
 
 歳を重ね、夫婦になり、モードの絵が売れてきても、二人の生活は質素なままなのが良い。

 でも、立場的には逆転し、何時しかエベレットが家事全般を受け持ち、モードは絵を描き続ける。


 終盤からラストにかけては、涙を堪えながら何とか観終えました。


 何だろう、観終わった後の、この幸せに満ちた気持ちは・・

 物語がそれ程の起伏が無く淡々と進むので、詰まらなく思う人も居るかもしれませんが、「シェイプ・・」のサリーに満足できなかった人には、きっと観て良かったと思ってもらえるだろうなぁ。

 機会があったら、モード・ルイスさんの絵を観て観たいです。


 この邦題、気に入りました。


      満足度:★★★★
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