2017
06.06

Category: 映画
 6月3日(土)MOVIX亀有にて映画「光」をポイント鑑賞。
    IMG_20170603_081943.jpg
 本日2本目、11時15分上映回に入場、お客さんは31人程でした。


 あらすじ:視覚障害者向けに映画の音声ガイドを制作している美佐子(水崎綾女)は、仕事を通じて弱視のカメラマン雅哉(永瀬正敏)と出会う。雅哉の素っ気ない態度にイライラする美佐子だったが、彼が撮影した夕日の写真に衝撃を受ける。やがて症状が悪化し、視力を失いゆく雅哉を間近で見つめるうちに、美佐子は……。


 「あん」が良かったこととカンヌ映画祭で話題になっていたことで観ようと思いました。

 ジャンルとしては”ラブ・ストーリー”に分類されているようですが、通常想像される”それ”とはちょっと違っている気がしました。

 と言う訳だからというわけでもないけれど、「あん」の方が良かったです。

 単純に比較できるものではありませんが、どちらが”感動できた”かということと、内容の好みの問題で。


 前に借りたDVD(作品は覚えてません)に”音声ガイド”付の作品があり、ガイドを聴きながらDVDを見たことがありますが、映像が見える自分には失礼な言い方になりますが、正直邪魔だったり煩く思えたりしたものでした。

 でも、視覚障害者の方々は、ガイドを頼りに、映画の世界を想像し、その中に入り込もうとする訳です。

 そのガイドには、説明し過ぎたり、想像出来にくい言葉(本作では”砂像”という言葉がでてきます)を使わないようにとか、なるべく主観を入れないようにだとか、色々考えなければいけない事を、障害者の方にモニターになってもらい、意見交換しながら作り上げていきます。

 いやー、こんなに大変な作業だとは思っていなかったので、自分なら逃げてしまいますね、きっと。

 なので”音声ガイド”を題材にした作りは良かったと思います。

 ただ、美佐子と雅哉が惹かれあっていく辺りが分かりずらい(自分の問題かも)のと、美佐子と母親(痴呆症?)の関係も、どう感じて欲しいのかが伝わってこなかったところが残念です。

 時間を置いて考えてみると、”こういうことなのかなぁ”と考えられることもあるんですが、観終わった時には???な部分がありました。

 それでも、役者さん達の演技は素晴らしかったな、と言えます。

 永瀬さんは勿論、劇中映画の監督・主演を演じた藤竜也さん(このお二人の「ションベン・ライダー」が懐かしい)、その相手役の神野三鈴さん(二役)、小市慢太郎さん等々・・演技を紡いだ先に魂が震える程のラストシーンが待っています。

 
 劇場を後にして、美佐子のように目を閉じて点字ブロックを歩こうとしましたが、怖くて3秒程で目を開けてしまいました。

 
     満足度:★★★★
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