2017
01.26

The NET 網に囚われた男

Category: 映画
 1月24日(火)新宿シネマカリテにて映画「The NET 網に囚われた男」を割引鑑賞。
    IMG_20170124_103013.jpg
 キム・ギドク監督作だったので、観ようと思い、朝一10時40分上映回に入場、お客さんは30人弱位で、年配の方が多かったです。


 あらすじ:北朝鮮の漁師ナム・チョル(リュ・スンボム)は、妻(イ・ウヌ)と幼い娘と共につましいながらも穏やかに暮らしていた。ある朝、いつものように漁に出た彼のモーターボートのエンジンに網が絡んで、そのまま軍事境界線を越えて韓国側に流されてしまう。チョルは韓国の警察に拘束され、警護官のオ・ジヌ(イ・ウォングン)が彼の監視にあたることに。


 観ていて非常に辛い映画でした。

 ラストも救いが無いし・・

 ”南”に拘束された”北”のナム・チョルはスパイ容疑で尋問されるが、証拠が無いため、今度は亡命を進められる。

 ナム・チョルは家族の元に帰りたいだけなのに、”南”は洗脳されているからだと返してくれない。

 繁華街を見せたら気が変わるかも、と、街中に放り出される。

 最初は見ないように目を閉じ続けていたナム・チョルだが、目を開けてしまい、街を彷徨いだす。

 食べ物や使える物が捨てられていたり、体を売っている女性と出会ったりして、裕福な”南”なのに、この状況は何なんだと警護官に詰め寄る。

 ”北”だから不幸で”南”だから幸福なのか?

 当然、人其々で、決まった答えなど無い。


 そして、同じ民族だから”北”も”南”もやることは一緒なんだな、と納得してしまった。
 

 ”網のかかった魚は、もうお終いなんだ”、っていうナム・チョルの台詞が耳に残っている。


 この後、ナム・チョルはどうなるのか?

 出来れば劇場で観て欲しい。


 南北が分断された事が悲劇以外の何物でもなく、日本も決して他人事ではありません。


 何が出来る訳では無いけれど、映画を観て、自分に問いかける事が必要ではないかな、と思いました。


     満足度:★★★★☆
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