2013
04.26

ライジング・ドラゴン

Category: 映画
 4月23日(火)TOHOシネマズにて映画「ライジング・ドラゴン」をレイトショーにて鑑賞。

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 ”ジャッキー最後のアクション映画”との触れ込みを見たら、それはもう映画館に行くしかないということで、平日のレイトショーにやって来たが、観客は10人程でちょっと寂しい状況でした 


 あらすじ: 19世紀に起きたイギリスやフランスの侵攻によって、中国から持ち出されてしまった清王朝時代の秘宝。それは12のパーツから構成されていたが、残る数体の所在が不明となっていた。世界的アンティークディーラーから幻のパーツの捜索を依頼されたトレジャーハンター「アジアの鷹」ことJC(ジャッキー・チェン)は、チームを編成してパリ、南太平洋、中国などを飛び回る。しかし、行く手を阻もうとする謎の敵と対峙(たいじ)。さらに、秘宝とその捜索の裏に巨大な陰謀が隠されていることを知る。


 鑑賞前に少しだけ書き込みを見ていたのでそれ程期待はせずに観ました。

 アクションについては文句無しです!

 いきなりの全身スケボー(?)状態での逃走劇から始まり、終盤でのパラシュート無しでの落下ダイビングまで正に命がけのアクションの数々。

 もう三ツ星の満点です!
 
 でも、お話が、ねぇ・・

 実話を絡めてのストーリー展開に政治色が被さって、アクションを単純に楽しめない、水を差すような作りだ。

 そして中盤で繰り広げられる”トレジャーハンティング”的笑えないシーンの数々には参った。

 いきなり日本語を喋る海賊(?)まで出てくるから、”どうしたんだジャッキー??”って心配してしまう程。

 それでも、エンドロールでのNGシーンの痛々しい姿を観たら、全て許してしまいそうになった。

 プラス、ジャッキー自身の感謝のコメントにも感激した。

 
 色々言いたい人は居るだろうが、これまでのジャッキー映画に感謝しつつせめてこの作品は映画館で観てあげましょうよ。


     満足度:★★★
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2013
04.20

舟を編む

Category: 映画
 4月16日(火)TOHOシネマズにて映画「舟を編む」をシネマイレージデイで鑑賞。
                   
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 公開直後だけど春休みも終わっているので混んでいないだろうと思い行ってみたら、20人居ないくらいの入りだった。
  映画公開前に原作の文庫化を期待していましたが、残念ながら願い叶わず原作は未読です。


 あらすじ: 玄武書房に勤務する馬締光也(松田龍平)は職場の営業部では変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、現代語に強いチャラ男・西岡正志(オダギリジョー)など個性の強いメンツばかり。仲間と共に20数万語に及ぶ言葉の海と格闘するある日、馬締は下宿の大家の孫娘・林香具矢(宮崎あおい)に一目ぼれし……。

 石井監督作品+あおいちゃん出演ということで期待していましたが、見事期待に応えてくれました!

 こういう地味な題材の演出は、石井監督に合っているんでしょうか、本当に見事です。

 約15年をかけて「大渡海」という辞書を完成させようとする物語を中心に、馬締と香具矢の関係や一生の仕事についてなどを考えさせてくれます。

 辞書作りの大変な作業の中にユーモアを交えつつ、飽きることなく楽しめました。

 辞書作りの作業工程として、

  1.用例採集(言葉集め)
  2.カード選別・見出し語選定
  3.語釈執筆
  4.レイアウト
  5.校正

 となっています(公式サイトより抜粋)。

 自分が一番面白いと思ったのが”用例採集”。

 日常のあらゆる場面で見聞きした”言葉”をカード型の紙に書き出す作業です。

 例えば、これが正しいかどうかは分かりませんが、自分が今気になっている”言葉”を書いて見ます。

   「KPP」=けいぴーぴー
        ”きゃりーぱみゅぱみゅ”の略。
        モデル・歌手として活躍している20歳女性。
        「にんじゃりばんばん」などのヒット曲あり。
        
 なんて感じになるのだろうか。

 少しふざけ過ぎで辞書には載りそうにありませんね(笑)。

 こんな感じで、色んな”言葉”を集める工程に面白みを感じました。

 そして、役者さん達の素晴らしさもあります。

 それぞれキャスティングの時点でもう言うことありませんが、適材適所です。

 中でもオダジョーはこれ以上ピッタリ当てはまる役は今まで無かったのではないかと思えるほどです。

 そして印象に残るシーンは、やっぱり馬締が香具矢に告白するところですね。

 見終わって感じることは、馬締や香具矢のように一生の仕事に出会えて、そして愛する人と共に生きられて羨ましいな、ということでした。

 
 暫し現実を忘れられ、楽しい時間を過ごす事ができて、

 ”いやー、映画って本当にイイものですね”

 ってところです。


 GWにお勧めの一本!!


     満足度:★★★★☆


 P.S.文庫本出たら絶対読むぞ。
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2013
04.16

藁の楯

Category: 映画
 4月10日(水)よみうりホールにて試写会「藁の楯」を鑑賞。
                 
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 流石に人気が高いのか空席もそれ程無く、何時も通り2階席で観ることになった。


 あらすじ: 少女が惨殺される事件が起き、殺人事件の懲役を終えたばかりの清丸(藤原竜也)が指名手配される。清丸を殺せば10億円の謝礼を支払うという新聞広告が出され、身の危険を感じた清丸は福岡県警に自ら出頭。清丸の命が狙われるという状況下、警視庁警備部のSP銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)は凶悪犯を移送することになる。


 原作を最近読んだんですが、リアリティが無さすぎて面白いと感じることができず、映画はどうなるのかと期待していたが、原作よりも良くなかったという感想になります。

 大きな違いは、白岩役が男性から女性(松嶋菜々子)に変わった点と、ラストの描き方が少し違う点で、大筋は原作に準じています。

 一番の違いである白岩役を変えたことによるメリットが何も無かった事がまずガッカリだった。

 これでは客寄せのためだけの配役と思われても仕方ないでしょう。

 原作にあるバイオレンス描写が三池監督なのにも関わらず影をひそめていたのも残念。

 日本は新幹線での撮影がNGのため、台湾で撮影したとのことですが、日本の新幹線とあまりにも見かけが違うので、ここでもリアリティの無さが露呈してます(資金が底をついたのかも?)。

 そもそもの設定からして現実的ではないのでリアルばかり求めても仕方無いと思いますが、少しは頷ける部分が無いと話について行けなくなるじゃないですか。

 所々テンポも良く無かったですし・・

 そういう意味で、ほぼ原作通りの進行とリアリティの無さで緊張感も感じられなかった。

 ただ、”何が正義か”とか”命を懸けて守る価値があるのか”とか”人の命の重さ”ということについては考えさせられます。

 そして”人間のクズ”は最後まで””クズ”のままなんだなと思い知らされます。

 唯一のリアルさが犯人の描き方だけということですかね。

 
 という訳で本作品は、原作を読まずに観た方が楽しめそうですね。

 一部の書き込みを拝見すると高評価のようなので・・


     満足度:★★★
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2013
04.04

ジャンゴ

Category: 映画
 3月30日(土)TOHOシネマズにて映画「ジャンゴ 繋がれざる者」をレイトショーで鑑賞。
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 今回は入場すると30人超えくらいの観客が居て、意外に人気があるんだなと思った。

 第85回アカデミー賞脚本賞&助演男優賞受賞(クリストフ・ヴァルツ)はダテじゃないってことか。


 あらすじ: 1858年、アメリカ南部。奴隷ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)は、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)の手によって自由の身となる。やがて2人は協力し、次々とお尋ね者たちを取り押さえることに成功する。その後、奴隷市場で離れ離れとなってしまった妻を捜す目的のあったジャンゴは、農園の領主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)のところに妻がいることを突き止め……。


 タランティーノ好きでもないし、西部劇も苦手な自分ですが、意外にも笑えるシーンがあり楽しんだのかな。

 でも、銃撃戦はかなりグロテスクでちょっと気分を悪くした。

 それに、”ボカシ”を随分久しぶりに観た気がする。

 ジャンゴの銃捌きはカッコ良かったし、キング・シュルツは顔色一つ変えずに打ち殺すし、キャンディの目はぎらついていて如何にもな悪役だった。

 関係無い話だけど、酒場でビールサーバーを使ってビールを注いでいるシーンがあったけど、この時代にもうサーバーがあったのには驚いた。

 ビールを飲みながら鑑賞したかったなぁ。

 ちょっと上映時間が長いのとグロいシーンを除けば、娯楽作品として面白く観られますよ。

 

     満足度:★★★★


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2013
04.02

ブルーノのしあわせガイド

Category: 映画
 3月27日(水)なかのZERO大ホールにて試写会「ブルーノのしあわせガイド」を鑑賞。
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 桜はピークを過ぎても、まだまだ肌寒い夜ですが、上映開始20分前に入場すると、予想通りガラガラでした。

 それは、普段まず当たらない所での募集に当選し、尚且つ千人規模の会場で行われたのでそう予想したのです。

 普段は2階席に座りますが、今回は1階の前目の通路右側の誰も座っていない広いところに堂々と席を確保して上映を待った。


 あらすじ: ゴーストライターの元教師ブルーノ(ファブリッツィオ・ベンティヴォリオ)は、執筆業に精を出しながら家庭教師もして生計を立てていた。気ままな独身生活を送る彼は、ある日、補習塾に通う生徒ルカ(フィリッポ・シッキターノ)の母親(アリアンナ・スコメーニャ)からの頼みごとを受けることになる。それは、彼女が仕事で半年間留守にする間息子を預かるという内容で……。


 単館系映画のこじんまりとしたハートフルコメディの佳作というイメージがそのまんまのイタリア映画でした。

 程々に笑えて、”良かった、よかった”と劇場を後に出来る、気楽に観られる、そんな映画です。

 こういうのが退屈に思う人もいるかもしれませんが、自分は結構好きですね。

 気持ちを楽にして、現実をしばし忘れて、頭を空にして、映画に身を任せる感じが心地良い。

 父親(ブルーノ)の”チョイ悪親父っぷりと息子(ルカ)の”チョイ良い男っぷり”、ブルーノとポルノ女優それぞれの関係がそうさせてくれる。

 イタリアだからこその設定に感じます。


 95分間、ゆったりと過ごしてみては。

 
     満足度:★★★☆
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