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2011
07.11

デビル

Category: 映画
 7月7日(木)よみうりホールにて試写会「デビル」を鑑賞。

 シャマランの原案・製作で上映時間80分、しかもホラー系とくれば夏のレイトショーにピッタリの映画でしょう。

 「シックス・センス」以外は期待外れだけど、今回は本人が監督ではないのでちょっと期待して上映を待った。


 あらすじ: 高層ビルで男が墜落死し、現場に急行した刑事ボーデン(クリス・メッシーナ)は、ロザリオを握りしめた死体に違和感を感じつつも、状況から自殺と判断する。ちょうどそのころ、同じビルのエレベーターが突然停止し、閉じ込められた5人の男女が、照明が消えるごとに1人ずつ無残な死を遂げるという奇怪な事態が起きていた。


 終盤までは、まぁ緊張感もありスクリーンから目が離せないんだけど、最後は残念に思った。

 ”ゴッド”とか”デビル”って日本人には正直ピンとこないもので、感じ方も多分向こうの人たちと違うんだろうと思うから何とも言えないところがあるんだけど、”デビル”なんだから、ああいう決着のつけ方は違うんじゃないのかなぁ。

 ”デビル”自体、現実味はないんだろうけど、救いの無い終わり方の方が納得できると思うんだよね。

 「スカイライン」の時にも書いたけど、現実を見つめようよ、もっと。

 何か少しでも気持ちよく終わらせようと無理にしてないかなぁ。

 とてもコンパクトにまとまって、ホラーっていうほど気持ち悪いシーンも無いから、真夏の夜長に気軽に楽しめそうな映画なのに実に勿体無い。

 とはいえ、オリジナリティのあるこの手の映画をもっと見たいですね。


     満足度:★★★
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