2011
03.23

カラフル

Category: 映画
 3月22日(火)シネマート新宿にて映画「カラフル」を鑑賞。

 昨年公開作ですが、3月19日~4月1日の間「原恵一映画祭」を開催していて、ラインナップの中に見逃していた本作があったので駆けつけました。

 チケット購入時、監督のサイン色紙を頂いて得した気分で入場し、見渡すと10人程のお客さんだった。

 
 あらすじ: 突然現れて当選を告げる天使の計らいで、死んだはずの“ぼく”の魂は、自殺してしまった少年・真の体に“ホームステイ”をすることに。現世に戻る再挑戦のため、真としての生活を始めた“ぼく”は、やがて真が自ら死を選んだ理由を知る。そんな中、“ぼく”は現世に戻る再挑戦をすることの本当の意味を考え始めるが……。


 原作は未読で観ましたが、非常に重い内容だ。

 実写よりもアニメで作ったのは正解だと思いました。

 しかも原監督の映像感覚によく合っていたんだと感じました。

 現世に未練の無い”ぼく”が半ば無理やりに現世に戻され、他人の体で他人と生活するのだから投げやりに日々を過ごして行くうちに色んな事が分かり始めていく・・

 ガイド役の天使(なのか?)”プラプラ”(変な関西弁で話すんだけど、何か意味があるのか??)と”ぼく”のやり取りや同級生佐野唄子のキャラで笑える部分がある以外は、いじめや不倫や援助交際や家庭不和など暗い話が淡々と続く。

 にも関わらず退屈せずに観ていられたし、終盤の鍋のシーンでは泣いてしまった。

 自分にも心当たりのあるところが沢山あったために耐えきれなかったんでしょう。

 コンビニ前で早乙女と真がチキンと肉まんを分け合って食べるシーンも心に残りました。

 自殺はイケないことだとか、自分だけが不幸だと思っているのは普通の事(皆んなそれぞれ色んな事を抱えてる)だとか、あたりまえの事を観た人にストレートに伝えてくれる、そんな映画。
 
 人は一色じゃなく、色んな色を持っている(奇麗な色や汚い色も)ってね。

 
 ただ残念だったのは声と音楽。

 このクオリティなら、名の売れた俳優さんを使わずに声優さんでやって欲しかった(あおいチャンは除いて)。

 使った曲は良いんですけど、アレンジと歌い手さんはちょっと違うんじゃないかなと。


 中学生を中心に色んな人に観てもらって元気になって貰えればと思います!


     満足度:★★★★
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2011
03.15

太平洋の奇跡

Category: 映画
 3月15日(火)TOHOシネマズシャンテにて映画

            「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」
  
 を鑑賞。


 あらすじ: 1944年、太平洋戦争末期。サイパンに、アメリカ軍から“フォックス”と呼ばれ、恐れられた一人の日本人、大場栄大尉(竹野内豊)がいた。大場は47人になりながらも仲間の兵士たちと共に16か月間敵に立ち向かい、多くの民間人を守ってきた。やがて彼の誇り高き魂は日本人だけでなく、アメリカ人の心も動かしていく。


 小説「永遠の0」を読んでから、自分の中でちょっとした太平洋戦争ブームなもので観たかった映画でした。

 真実も元にしたお話で、主人公大場栄大尉のキャラクターに共感を覚え、感情移入し、竹野内クンが演じてくれて良かったと思えた。

 そして、こんな日本人がいてくれてとても嬉しく思いました。

 また対戦国アメリカにも、日本の精神を理解してくれる兵士がいて、そんな二人が話し合いをするシーンは本当の奇跡に近い事だったんだと思う。

 そんな彼らの御蔭で助かる赤ん坊のくだりは、一筋の光(希望)を与えていました。
 
 でも日本人兵士の殆どは、母国日本の現状も知らされず、日本が戦争に勝つものだと信じて”バンザイ突撃”を行っていき、無残に散っていく・・

 ”もう、止めてくれーっ”

 そう叫びたくなる戦いを観ていて辛かった。

 これがその頃の当たり前だったのだから、何も言いようが無い。

 でも、生きて日本に帰る事の難しさ、大切さをちゃんと教えてくれた。

 そういう意味でこの映画も、「永遠の0」と通じる物があると感じました。

 
 個人的に残念なのは、真央ちゃんじゃない女優さんだったらもっと良かったのかなと思ってしまいました。

 
 「永遠の0」と同じくらい、日本人には知ってほしい映画です。


     満足度:★★★★
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2011
03.14

2011/03/11 14:46

Category: 未分類
 2011/03/11 14:46

 深夜バイトをしている自分は、何時もの様に寝ていて、何故かこの時間の1分前くらいに目が覚め、TVが付けっぱなしだったのかと気づき、TV画面をボンヤリ見つめていたら、テロップが流れたと思ったら、もの凄い揺れが起こってパニックになりかけた。

 ”もうダメかも・・

 って思いながら、布団の上に座り込み、あちらこちらで物が崩れる様を眺めていた。
 
 長い揺れが治まった後、一度外に出て周りの状況わ確認したが、特に変わった様子もなく一安心。

 部屋に戻ってからも、何度も余震が続き、寝ようと思っても寝られず、TVを見ているしかなかった。

 都内の情報があまり流れないのでイマイチ状況が把握できなかったので、バイトに行く準備をして何時も出掛ける時間より早めに部屋を出た。

 取りあえず車は普通に走っているように見える。

 駅に向かう途中、

 ”駅はこっちですか?”と聞かれ

 ”はい”と答え、ついでに

 ”電車動いてるんですかね?”と聞いたら

 ”ダメみたいですよ・・”と返してくれた。

 駅に着くと案の定”帰宅難民”の方々で溢れていた。

 仕方無く公衆電話に並び、バイト先に連絡した。

 電話に出た上司に電車が動いていないので行けない旨を伝えると、社内にも帰れない人が沢山いるので、作業に問題は無いとのこと。

 急遽休みになったので、映画館に行ってみたらビル自体が閉まっていて入れなかった。

 じゃあ食料を買って帰ろうとスーパーに行くと、イトーヨーカ堂とサティは閉店していて東武ストアだけが開いていた。

 中には買い物客だけじゃなく”帰宅難民”の方々がいたる所でしゃがんでいた。

 この時改めて、自分はたまたま部屋に居ることができて運が良かったんだなと実感した。

 
 部屋に戻り、TVを見ながら飲食をしていたら、なんだか申し訳ない気持ちになってきて味がよく分からなかった。

 被災で亡くなった方々には黙祷するしかできず、助かった方々には頑張って欲しいとしか言えない自分に虚しさだけがのしかかる。

 そして何より今気掛かりなのは原発の状況です・・
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2011
03.14

トゥルー・グリット

Category: 映画
3月9日(水)よみうりホールにて試写会「トゥルー・グリット」を鑑賞。

 西部劇が苦手で、尚かつコーエン兄弟作品もあまり肌に合わないんだけど、チラシに書かれている

 ”コーエン兄弟の最高傑作”

 ”アカデミー賞10部門ノミネート”

 に釣られて観たいと思った作品。


 あらすじ: 父親を殺された14歳の少女マティ(ヘイリー・スタインフェルド)は、真の勇気を持つといわれる保安官のコグバーン(ジェフ・ブリッジス)に犯人の追跡を依頼。テキサス・レンジャーのラビーフ(マット・デイモン)も加わり、かたきのチェイニー(ジョシュ・ブローリン)を追うこととなる。


 一番の見所は、ヘイリー・スタインフェルド。

 大人顔負けの交渉術や乗馬を行うかと思えば、”おしりペンペン”されるところは14歳相応の少女だったりして魅力的な演技を見せてくれます。

 飲んだくれ保安官役のジェフ・ブリッジスは、アカデミー賞を獲った「クレイジー・ハート」でも飲んだくれだったけど、文句なし”飲んだくれ役者№1”でしょう。

 お話は、単純な復讐劇だけでは無いけれど、イマイチ盛り上がりに欠けた気がして途中眠くなってしまいました。

 西部劇の良さが分からない自分には、この映画の素晴らしさが理解できないのかもしれません。

 スピルバーグ印の雰囲気もこの映画からは感じられません(感じられなくて良い気がしますが・・)。

 
 なので上手く伝えられなくて申し訳ありません。

 取りあえず個々のキャラクターを観る分には楽しめましたよ。


 興味が(西部劇やコーエン兄弟に)ある人はどうぞ、って事で・・


     満足度:★★★
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