FC2ブログ
2008
02.07

子猫の涙

Category: 映画
 2月6日(水)渋谷シネ・アミューズウエストで朝一(整理№008)に鑑賞しました「子猫の涙」

 サービスデー(1000円)だから、ワザワザ渋谷に行きましたよ、雪の降る中傘もささずにね。

 この劇場は初めて来ましたが、座席が後ろに倒れすぎていて、ちょっと観づらいかな。

 観客は20人未満位だったからよかったけど、混んでいたら前の人の頭が邪魔になりそうだ。

 
 この映画は、1968年メキシコ五輪で銅メダルを獲得した森岡栄治さんの波乱の人生を、その人の甥(森岡利行さん)が監督して作りました。

 武田真治演じる森岡栄治は、兄(山崎邦正が演じてます。これがまた悪い兄ちゃんなんです。)の勧めというか半強制的に高校からボクシングを始め、五輪で銅メダルを取り、プロボクサーになりますが網膜剥離のため、早々と現役を退きます。
 その後は、ロクに仕事もせず夜のクラブ活動が中心の生活を送ります。
 そんな父親を娘の治子(藤本七海ちゃんがチャーミングに演じてます)は”アホでどうしようもないエロオヤジ”と呼んでいて、事ある毎に”はよ死んでくれへんか”と悪びれもせず言いはなつ。
 それもその筈、綺麗な女性を見ると”ベッピンさんやね~”と辺り構わずナンパする。
 耐えきれずに母親は家を出て行く。
 その後、飲み屋で知り合う広末涼子演じる愛人の裕子を家に住まわせる。
 この愛人の店を出す資金をサラ金から借金する。
 等々・・
 これじゃあ、娘に”はよ死んで”と言われてもしょうがないでしょう。

 こんなカンジで普通なら、どんどん家庭が暗くなっていくはずなのに、そんな暗さは殆ど無い。何故か笑えてしまう。
 近所に住んでるお祖父ちゃんは、ひたすらお札(紙幣)にアイロンをあててるし。

 この親子関係を観ていて、漫画「じゃりんこチエ」を思い出しました。

 そんなコミカルな感じで、笑えて、泣けて、みたいな・・

 退屈せず(何度も大笑いしました)に最後まで観れました。 

 ただ、題名「子猫の涙」の意味が分かりにくいです。

 単純に題名だけで映画を観た人がいたら、内容とのギャップに驚くんじゃないかな?

 あと、どうせなら出演者全員を関西人でやって欲しかったかな(出演者に不満がある訳ではありませんが)。

 
 観終わって、”どんな人生でも捨てたもんじゃない”って思った。
 自分の今までの人生も悪くないかも、なんて。
 ちょっと暖かい気持ちになれた。
 そんな佳作と呼べる映画。

 
 満足度:★★★☆


 PS 最近、邦画ばっかり観てるなぁ・・

スポンサーサイト



Comment:0  Trackback:0
back-to-top