2015
04.22

その女アレックス

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 「その女アレックス」(ピエール・ルメートル/著)を最近バイト仲間に借りて読んだ。
    IMG_20150421_014138.jpg
 この帯↑を見たら読みたくもなりますわねー。

 普段、翻訳された小説は苦手(何故か読みづらく感じてしまい最後まで読んだことない)なので、本屋で本書を何度も手に取っては戻していました。

 なので、覚悟を決めて読み始めました。


 翻訳物にしては、思ったより読みやすく時間は係りましたが何とか読み終えました。

 確かに、二転三転して、そのたびに”えっっ”とか”なにぃっ”とか声を発してしまいました。

 アレックスの描き方が”上手い”というよりは、”狡い”って感じです。

 しかも、謎解きというよりは、状況証拠からの推測が殆どなのが、信憑性に欠けると思います。

 それでも色んな意味で衝撃は受けますが、ただ、そこまで凄いのかと言うと、どうでしょうねぇ。

 現実味が薄いと思われる部分もあるので自分は・・微妙です。

 
 何と、これを映画化しているようですが、グロい描写が多いので、どのように処理するのか気になるところです。

 観たいような観たくないような・・


 取りあえず、読んで損は無いと思いますよ。
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2013
06.07

『奇跡のリンゴ』 文庫本

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             13-06-06_001.jpg

 『奇跡のリンゴ-「絶対不可能」を覆した農家木村秋則の記録(石川拓治)』
を映画を2度観てから読んだ。

 映画のシーンが思い出されるところが幾つもあり、其のたび泣く羽目になった。

 実際には7人家族だったのが、映画では義母が亡くなっている設定のため6人家族になっていて、義父が戦争の話をしたり、結婚式や、雛子の作文のところは原作には出てこないです。

 また、映画に出てこないところでは、リンゴ以外にも水田で米の無農薬栽培をしていたそうです。
 
 無農薬リンゴを始めてからの11年間は映画以上に悲惨でした。

 何より、映画は無農薬リンゴが収穫されたところで終わってますが、原作はその後の木村さんの思いが書かれています。
 
 今現在、木村さんの教えの元、無農薬リンゴを行っているお弟子さんがいるそうなんですが、木村さんと同じようにやっていても未だに成功していないという話を映画監督から聞いて、本当に難しいことを木村さんは成し遂げたんだなと改めて尊敬する思いです。
 
 国内外から講演や農業指導を依頼されて飛び回るように忙しい、そんな木村さんの夢は、一般的に売られている作物と無農薬で作られた作物が同価格で売られるようになる日がくる事だそうです。
 
 確かに、そうしたら皆安心して無農薬の作物を買うようになるでしょう。
 そんな未来が早く来て欲しいと願うばかりです。

 この原作(又は映画もしくは両方)は多くの方々に見て欲しいものです!
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2012
09.27

PRIDE(プライド) 池袋ウエストゲートパークX

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 「PRIDE(プライド) 池袋ウエストゲートパークX」(石田衣良/著)を読んだ。

 
 自分をレイプしたワンボックスカーの4人組を探してほしい―ちぎれた十字架のネックレスをさげた美女はマコトにそう依頼した。広域指名手配犯B13号を追うさなか、若者ホームレス自立支援組織の戦慄の実態が明らかになる表題作ほか3篇、最高の燃焼度で疾走するIWGPシリーズ第1期完結10巻目。


 大好きなIWGP10巻目でファーストシリーズがこれで完結とのこと。

 9巻目から丁度1年後の発売だったので、待ち構えて書店で購入し、あっという間に読み終わった。

 やっぱり面白いよなぁ。

 今回は、事件解決だけじゃなくマコトもタカシも恋愛しちゃう。

 タカシが好きになる相手が意外なタイプだったので、つい笑ってしまった。

 ハッピーエンドなんだけど、この後がもう読めないんじゃないかと不安になる終わり方だった。

 そしてもう一度、ざっと読みなおした。

 で、「IWGPコンプリートガイド」も買ってしまった。

 だって、この後、続きを何時読めるのか分からないんですから・・


 お願いだから、石田さん絶対続きを書いてくださいね、お願いしますから!!
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2011
02.14

永遠の0

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 「永遠の0」(百田尚樹/著)を読んだ。

 随分前から本屋で平積みされていて、帯に書かれていた

 ”児玉清さん絶賛!”

 の文字が気になっていた。
 
 で、最近古本屋で見つけて迷わず購入。


 読み始めて海軍航空隊”零戦”の話と分かり、ちょっと引いてしまった。

 それは今まで戦争に関する読み物はなるべく避けてきていたから・・

 でも、年を重ねたせいか(四捨五入すれば50才になります)知らない事が多い自分に情けなさを感じました。

 そして気になる項目をウィキペデアで調べながら読み進めました。

 前に映画で「出口のない海」を観たので、人間魚雷”回天”の事は知っていましたが、人間爆弾”桜花”まで有ったのかと愕然としました。

 所々感動で泣いてしまいましたが、怒りも覚えました。

 特攻隊とテロリストを同じに考えているジャーナリストや、戦争を指揮する参謀達が現代の官僚や政治家と変わっていないあたりはもう本当に気持ちの遣り場に困ってしまった。

 小説として優れているかどうかは疑問ですが、太平洋戦争について知るには読みやすい本だと思います。

 というか是非とも読んで欲しい本です。
 
 日本人として知っておくべき話だと思うから。 


 読後、暫く他の本を読む気になりません・・
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2010
10.06

文庫読後感想

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 石田衣良/著の
 ・「美丘」
 ・「5年3組リョウタ組」
 を少し前にバイト仲間に借りて読んだ。

 ・「美丘」について

 美丘、きみは流れ星のように自分を削り輝き続けた…平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。大学の準ミスとつきあっていた太一は、強烈な個性と奔放な行動力をもつ美丘に急速に魅かれていく。だが障害を乗り越え結ばれたとき、太一は衝撃の事実を告げられる。彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブ・ストーリー。

 自分は過去に心臓の弱い女性と付き合っていた事があるが、お互いの携帯番号が変わってしまい連絡が取れなくなって、そのまま自然消滅した。

 結局、彼女を受け止められず逃げてしまった状態なんだけど、その後とても後悔してしまい、できれば今でもやり直したい気持ちが残っている。

 なので主人公・太一が美丘を最後まで受け止めた強さを羨ましく思ったが、理解できない部分もあり感情移入が難しかった。

 ちょっと切なく昔を振り返った作品だった。


 ・「5年3組リョウタ組」について

 希望の丘小学校5年3組、通称リョウタ組。担任の中道良太は、茶髪にネックレスと外見こそいまどきだけれど、涙もろくてまっすぐで、丸ごと人にぶつかっていくことを厭わない25歳。いじめ、DV、パワハラに少年犯罪…教室の内外で起こるのっぴきならない問題にも、子どもと同じ目線で真正面から向き合おうと真摯にもがく若き青年教師の姿を通して、教育現場の“今”を切り取った、かつてなくみずみずしい青春小説。

 バイト仲間に
  ”泣けるよ!”
 と言われて借りて読んだら、何度も泣いてしまった。

 決して”熱血”教師ではなく、どちらかと言えば不器用な良太先生が気持ちのまま様々な困難に対峙していく姿が感動を誘う。

 同僚の染谷先生との掛け合いや、年上女性教師との微妙な関係で笑わせてくれたりして、泣いて笑って爽やかな気分で読み終えました。

 こんな先生に逢いたかったって、思うはずです。

 出来れば続きが見てみたい作品です。
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